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「スッキリとしたデザインに仕上げたかった」というご主人の要望に応えた外観は片屋根に、茶色と白を織り交ぜたツートンカラー。老後を踏まえて洗濯物を干す場所も1階に設けていることからベランダは存在せず、さらにご家族の人数分のガラスブロックをあしらった門壁もポイント。

注目は事前に寸法をしっかりと計算したうえで造作した、アルバムやフォトフレームを置くための専用棚、そしてご主人お気に入りのアクセサリー類を飾るコレクションケースです。柱の隙間を活用したことで、見た目にも違和感がありません。デザイン性ではアーチ天井の美しいラインがアクセントとして空間に優雅さを添えるほか、LDKにはランドリールームや客間、そして子どもたちの遊び場としても活躍するマルチスペースも隣接しています。アイランドキッチンからは、１階中に奥様の視線が届くでしょう。

夜になると星のような輝きを放つ、蓄光物質を含んだ青空模様の壁紙をチョイスした小屋裏。子どもたちが学校や幼稚園で制作した作品を保管するための、ご主人こだわりの空間の一つです。点在するニッチに爽やかな印象を与える青のガラスブロックが魅力の玄関ホールや、「人目に触れない場所なら扉も不要」との考えから、取り出しやすくキレイにまとまった洗面室の造作棚も注文住宅だからこそ実現できたアイデアです。